大ボリュームの箱庭アクションドンキー
おじゃま館 上新庄店
2021年12月22日 20時47分
こんばんは!しのぶ~ぶです!
本日のオススメゲームタイトルは「ドンキーコング64」です!
クリスマスシーズンに発売されたソフトと言えばドンキー64と思う方も少なくないかなと思いました
ドンキーコングシリーズ初の探索型3Dアクションゲーム、いわゆるマリオ64のドンキーコング版の様な箱庭ゲーであり、異なる能力を持ったコング達を使い分けて進んだり謎を解いたりします
今ではちょっと高くなってしまった、64本体に取り付ける「拡張パック」が必要になるので遊ぶハードルが高くなっていますがソフト単体では非常に安く手に入ります
従来の横スクロールアクションから全く違う方向性に変わったドンキー
当時はレア社と言えば美麗なグラフィックの世界が売りでもあったため形は違えど完成度は高く臨場感のあるシェーダー処理や場面ごとにBGMが滑らかに変化したり音響面でも緊張感も味わえる凝った作品といえます
ただ迫力を出す為だったのか暗いエリアが多く描写的には賛否があったみたいですね
基本的に地上を走るシーンが多いですが空を飛びまわれるスキルを持つコングやお馴染みのタル大砲でぶっ飛んだりステージギミックが非常に多く、マリオ64とは違った形で3Dの世界を飛び回ることが出来るのでしっかり差別化できる3Dアクションに作られています
逆に言うと多彩化したアクションによる難易度の向上でいつものドンキーシリーズよりも難しく感じる人も多かったとかなんとか…
全体的にドンキー64が発売される前の「バンジョーとカズーイの大冒険」のステージ構成が似ている所があり、諸説ありますが本当は実装予定だったステージがドンキー64に手直しされたステージがあったりBGMも同様に、もしかしたら…の噂話もあり当時の開発環境の大変さがうかがえます
ちなみにWiiUのヴァーチャルコンソールで遊ぶドンキー64は、処理落ち前提のゲームスピードで作られた本作のためオープニングデモで動くドンキーの挙動がおかしくなったり、一部ボス戦やボーナスゲームがまるでスピードアップされた様になるので難易度がさらに上がっています
(処理落ちが無くなったいやいやコングボーナスゲームやマッドジャック戦、ラスボス戦などが顕著に難しく感じます)
その他にはドンキーが使う飛び道具が開発段階でショットガンを持ち、発砲のSEも実銃そのものでニンテンドーに怒られたり(テストプレイの範囲?)バンジョー関連の類似についてもちょっとした面白いネタがあるのもこの作品の魅力
ステージギミックによって昔のドンキーコングが遊べたりみんなで集まって4人対戦で乱闘したり収録されてる内容は非常にボリュームがあり遊び尽くすには相当な根気が必要かもしれません
拡張パックが前提という敷居の高さがありますがマリオ64やバンジョーといったステージ内を探索して試して挑戦するのが好きな方には強くオススメしたいゲームです