初代「アーマード・コア」を通してシリーズの魅力を語りたい
おじゃま館 長居店
2023年10月22日 14時42分
こんにちは!蟲惑魔太郎です。
前回は「リンダキューブ アゲイン」の記事を書かせていただきました!
こういうちょっとコアな人気があるタイトルが大好きなんですよね。
そして今回ご紹介するタイトルは!
「アーマード・コア」です!
……
「約300万本売れるタイトルのどこがコア人気やねん」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「アーマード・コア6」が発売される前までは本当にカルトでコアなゲームだったんです。
そもそもメカゲーという時点で人を選ぶジャンルになるので、それはそれはろ過にろ過されて凝縮された濃厚なファンしか残らないという事です。
フロム・ソフトウェアはPS3で「アーマード・コアVD」を出した後の10年間、「アーマード・コア」シリーズではなく所謂「ソウルライク」と呼ばれるジャンルの開拓に切磋琢磨してきました。
原因は「キングスフィールド」の意思を継いだ「デモンズソウル」が比較にならないほどバカ売れしたからです。
↑デモンズソウル
しかしそんな「ソウルライク」に費やした10年間は決して無駄ではありませんでした。
世界的にフロム・ソフトウェアが認知されるきっかけとなった他、潤沢な資金や開発ノウハウの蓄積・スタッフのスキルアップなど、その軌跡は確かに「アーマード・コアの新作」に活かされていたのです。
そうして発売された「AC6」は、「初代AC」~「ACVD」すべてを合わせた売上本数を超えてしまう未曽有の大ヒットとなり、一躍「アーマード・コア」人気に火をつけることになったのでした。燃え残ったすべてに。
↑ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
さて、「アーマード・コア」というタイトルの説明はこれくらいにしておいて、ここからは初代「アーマード・コア」について語ろうと思います。
「初代AC」の特徴その①!
視点操作がめっちゃやりづらい~!
視点操作が死ぬほどやりづらいです!
というのも、アナログスティックが存在しない時代に誕生したゲームなので視点操作が複雑すぎるんです!
L1R1で左右並行移動、L2R2で視点上下という、ファイナルファンタジーの飛空艇もびっくりな操作方法を要求されるので非常に初心者がとっつきにくい!
その分慣れると爽快感のある操作が出来て非常に楽しいです!
「初代AC」の特徴その②!
資金のやりくりが超たのしい~!
割と派手な戦闘をしている癖に弾薬費を気にしながら戦わなければならなかったり、「このパーツ超いい!」と奮発して買ったパーツのせいで貧乏になり他のパーツを売却しなければならなかったり、意外と資金のカツカツさを強いられる、傭兵としてのロールプレイが存分に楽しめる!
借金が増えに増えると拉致られて強化人間に改造されてしまうのも終わってる世界観って感じがして最高ですよね!
↑ナニカサレる。ゲーム的には救済措置となっているので、操作が苦手な人もちょっと安心。
「初代AC」の特徴その③!
倫理観が終わっている~~~!!!
↑倫理観が終わっているミッションのひとつ。倫理観が終わっている。
「市民が私たち企業を頼らざるを得なくしたいので、市街地を襲ってください」という道徳の教科書をもう一度読んでほしくなるようなマッチポンプを依頼されるミッションの他、「一緒にミッションをやろう」と呼び出された先で味方に閉じ込められて殺されかける(俗に言う「騙して悪いが仕事なんでな」)というミッションなど、非常にバリエーションに溢れた倫理観の無さを体験することができます!
こうしてみると「アーマード・コア」という世界観やゲーム性は、もう初代の段階でかなり確立されていたんだなと感じます。
そして「アーマード・コア」と言えば対戦ツールとしてもちょっとした人気がありました。
公式による全国大会が開催されるほどだったんです。(AC6でもやって欲しい)
「アーマード・コア3 ポータブル」の全国大会では「アーマード・コア寿司」というものが参加者に振舞われたそうです。「アーマード・コア寿司」って何?
↑何の何?
そして「アーマード・コア」と言ったらやっぱりコレ!
「FreQuency」という社内バンドです!
ゲーム内に流れるBGMは勿論、ボーカル付きのミュージックが超絶カッコいい!
オススメは「Day After Day」です!
公式MVもあるので是非聴いてください!
↑「この曲ACの曲だったの!?」と思う人もいるかも?
ちなみに「AC6」でもFreQuencyの新曲が聴けて私は大興奮です。
…と、流石に書きすぎて文字量が多くなったのでここらへんでやめておきます。
まだまだ書き足りませんが、またの機会に。
あいむしんかーとぅーとぅーとぅーとぅとぅー
あいむしんかーとぅーとぅーとぅーとぅー……